15日後場寄り付きの東京株式市場で、日経平均株価は引き続き安い。円高・ユーロ安と、アジア各国・地域の株式相場の下落が投資家心理を冷やし、主力株は総じて安い。個人投資家の一部は「信用取引の追い証(追加担保の差し入れ義務)に迫られ、換金売りを急いでいる」(SMBC日興証券の西広市株式調査部部長)といい、相場下落を招いているという。
前引け後の東証の立会外取引で、大口投資家が複数銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は70億円弱成立した。市場では「投資家の売りと買いは同水準だったようだ」(国内証券)との見方があった。
東証株価指数(TOPIX)も引き続き安い。
12時45分時点の東証1部の売買代金は概算で6095億円、売買高は同11億2111万株だった。値下がり銘柄数は1470、値上がりは156、横ばいは39だった。
トヨタ、日産自、日立が後場入り後にきょうの安値を付け、コマツは1月18日以来約4カ月ぶりに2000円を割り込んだ。パナソニック、ソニー、ニコンの下落率は一時3%を超え、ツガミ、ガイシが大幅安。半面、ファストリ、KDDI、NTT、ヤクルト、明治HDが買われ、太陽誘電が大幅高